沖縄県立北部農林高等学校

2023年6月アーカイブ

生活科学科 寄合原(よりあいばる)農場で保育園児と交流!

北部農林高校には、学校の敷地とは別の場所に寄合原農場という
大きな農場があり、そこで熱帯農業科の生徒が日々、学習しています。

今回、家庭クラブの活動の一環で、熱帯農業科が寄合原農場で
栽培しているきゅうりを収穫することになったので、ラララ保育園の園児と
一緒に収穫を行い、その後農場見学を行いました。その様子をお伝えします。

 

ビニールハウスに入り、きゅうりを収穫します。スーパーなどで見るきゅうりと
比べて太くて長く、生活科学科の生徒もラララ保育園の園児も驚いていました!

その後は園児の安全に気を配りながら、トラクターバスに乗って農場内を周り、
牛やヤギなど飼育している動物とふれあいました^^
園児への声かけ、接し方などこれまで学んできたことが活かされましたね!

今回の交流会では、熱帯農業科の先生方にご協力いただきました。ありがとうございました!

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生活科学科2年生 折り紙と描画で作品を作ってみよう!

保育コース・生活福祉コースの2年生が、実習で折り紙と描画に取り組んだ様子をお伝えします。
折り紙と描画は指先の細かい動きを促したり、集中力や思考力を育んだり、
記憶力の向上が期待できます。また、はさみの使用は作業療法にも利用されるため、
保育や介護、看護などの子どもから高齢者までを相手とする仕事に役立ちます。
また、将来親になったときや子育て支援にも必要な技術です。

このように、生活科学科では日々の授業や実習で様々なことを学びます。その中で得た知識や
技術が一定の水準に達していることを、保育技術検定(以下、保育検定)を通して確認します。
合格を目標とする検定は以下の表のようになります。

学年・コース

合格を目標とする検定

1年生全員

造形表現4級

保育・生活福祉コース2年生

造形表現3、2級

保育・生活福祉コース3年生

造形表現1級

 

 

1年生のときに受検した造形表現4級で身につけた折り紙の技術を使って、
『動物』や『鳥』などをテーマに、40分の制限時間で作品を作りました。
それぞれ、ブタやウサギ、ペンギンなどを折り、それらに合う内容の絵を考え、描画しています。

みんな真剣に取り組んでおり、丁寧に仕上げようとするのが印象的でした。
保育や介護、看護などの分野に興味がある中学生の皆さん^^
生活科学科で一緒に学びませんか?

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生活科学科 学んだことを検定試験合格につなげよう!

生活科学科は1年生では、農業と家庭に関する基礎的な知識と技術を学び、
2年生から自分自身の希望進路や興味・関心に応じて、
生活福祉・調理・保育の3つのコースに分かれます。

そのうち、保育・生活福祉コースでは、子どもに関することや介護など
生活福祉に関する知識と技術を習得させ、保育や福祉などの分野で
地域社会に貢献する人材に必要な能力と態度を身につけることを目標としています。

そして、日々の授業や実習の中で学んだ知識・技術を、保育技術検定(以下、保育検定)を
通して身につけたことを確認します。
保育検定の詳しい内容は以下のようになります。

造形表現技術(以下、造形)
折り紙や描画、貼り絵などの基本的技術や知識を確認する。

 
左:造形3級(折り紙と描画)、右:造形2級(貼り絵)


造形1級(廃材を使った壁面構成)

家庭看護技術(以下、看護)
乳幼児の発達段階に応じた世話の技術や知識を確認する。

 
左:看護4級(乳児の授乳)、右:看護3級(乳児の着替え)


看護1級(けがの手当て)

言語表現技術(以下、言語)
紙芝居や絵本の読み聞かせに関する技術や知識を確認する。

 
左:言語3級(紙芝居実演)、右:言語2級(絵本の読み聞かせ)

他にも音楽・リズム表現技術(ピアノや音楽に関する技術や知識を確認する)検定もあります。

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