沖縄県立北部農林高等学校

生活科学科の最近のブログ記事

次年度からのコース選択に向けて

生活科学科では、保育コース・生活福祉コース・調理コースの3コースがあります。

1年生の12月までに次年度のコースを選択します。
その参考にするために、各分野の専門家の方をお招きして
「仕事内容・やりがい・資格の取り方・活躍の場所」などについて伺いました。

調理

沖縄調理師専門学校 友利伸次 氏

生活福祉

名護市社会福祉協会 渡口治 氏

保育

そだちの環保育園 山本房江 氏


手作りおもちゃ

生徒感想
*どの仕事でも挨拶が一番大事だと再確認できました。
*コースを決めていましたが他の分野にも興味がでてきたので12月までどのコースにするか悩みたいです。
*仕事は楽しいだけではないと再認識しました。また、色々なやりがいがあるのだと分かりました。

どのコースも魅力的です! 中学生の皆さん、生活科学科で一緒に学びませんか(^^)

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調理の基礎から高度な調理技術を身につけよう!

生活科学科1年生では、農業と家庭に関する基礎的な知識と技術を学び、2年生から自分自身の希望進路や興味・関心に応じて、生活福祉・調理・保育の3つのコースに分かれます。

そのうち、調理コースでは、調理や献立に関する知識と技術を習得させ、地域社会に貢献する人材に必要な能力と態度を身につけることを目標としています。

そして、日々の授業や実習の中で学んだ知識・技術を、食物調理技術検定(以下、調理検定)を通して身につけたことを確認します。調理検定の詳しい内容は以下のようになります。

調理検定4級
調理の基礎である切り方・計量ができるかどうかを確認する。

調理検定3級
日常食の調理を通して、献立作成や各種調理法についての知識・技術を確認する。

調理検定2級
指定された材料を使用した日常食の調理を通して、食品の栄養的特徴や調理の知識・技術を確認する。

調理検定1級
供応食や行事食の調理を通して、高度な調理技術や献立作成、食品衛生の知識・技術を確認する。

食物調理検定4級は1年生全員が挑戦します。
また、上級の食物調理検定3級は2年生1学期、食物調理検定2級は2年生2学期、食物調理技術検定1級は3年生1学期に調理コースが挑戦します。
何度も練習した成果がだせたと思います!!お疲れ様でした。結果が楽しみですね。

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幼児への読み聞かせの基本を学ぼう!

保育コース・生活福祉コースの2年生が、童話の読み聞かせ実習を行い、その後、検定試験を受検しましたので、その様子をお伝えします。

お話の読み聞かせは、対象となる幼児の年齢に合わせて行うことで、集中力や想像力、感情の発達が期待できます。また、介護現場などでも、高齢者の認知症予防や脳の活性化などに繋がると言われています。

このように、日々の授業や実習で学んだ知識・技術が一定の水準に達していることを、保育技術検定(以下、保育検定)を通して確認します。合格を目標とする検定は以下の表のようになります。

検定試験で読む童話は、その直前に配布され、3分間の練習時間が与えられます。その中で、声の大きさや間の取り方、読むスピード、声色などを対象となる幼児の年齢に合わせた読み方の練習をします。

検定試験では、先生の前で2分間の制限時間で童話を読みます。みんな緊張の様子が見られましたが、真剣に取り組んでいるのが印象的でした。

保育や介護などの分野に興味がある中学生の皆さん^^

生活科学科で一緒に学びませんか?



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生活科学科 寄合原(よりあいばる)農場で保育園児と交流!

北部農林高校には、学校の敷地とは別の場所に寄合原農場という
大きな農場があり、そこで熱帯農業科の生徒が日々、学習しています。

今回、家庭クラブの活動の一環で、熱帯農業科が寄合原農場で
栽培しているきゅうりを収穫することになったので、ラララ保育園の園児と
一緒に収穫を行い、その後農場見学を行いました。その様子をお伝えします。

 

ビニールハウスに入り、きゅうりを収穫します。スーパーなどで見るきゅうりと
比べて太くて長く、生活科学科の生徒もラララ保育園の園児も驚いていました!

その後は園児の安全に気を配りながら、トラクターバスに乗って農場内を周り、
牛やヤギなど飼育している動物とふれあいました^^
園児への声かけ、接し方などこれまで学んできたことが活かされましたね!

今回の交流会では、熱帯農業科の先生方にご協力いただきました。ありがとうございました!

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生活科学科2年生 折り紙と描画で作品を作ってみよう!

保育コース・生活福祉コースの2年生が、実習で折り紙と描画に取り組んだ様子をお伝えします。
折り紙と描画は指先の細かい動きを促したり、集中力や思考力を育んだり、
記憶力の向上が期待できます。また、はさみの使用は作業療法にも利用されるため、
保育や介護、看護などの子どもから高齢者までを相手とする仕事に役立ちます。
また、将来親になったときや子育て支援にも必要な技術です。

このように、生活科学科では日々の授業や実習で様々なことを学びます。その中で得た知識や
技術が一定の水準に達していることを、保育技術検定(以下、保育検定)を通して確認します。
合格を目標とする検定は以下の表のようになります。

学年・コース

合格を目標とする検定

1年生全員

造形表現4級

保育・生活福祉コース2年生

造形表現3、2級

保育・生活福祉コース3年生

造形表現1級

 

 

1年生のときに受検した造形表現4級で身につけた折り紙の技術を使って、
『動物』や『鳥』などをテーマに、40分の制限時間で作品を作りました。
それぞれ、ブタやウサギ、ペンギンなどを折り、それらに合う内容の絵を考え、描画しています。

みんな真剣に取り組んでおり、丁寧に仕上げようとするのが印象的でした。
保育や介護、看護などの分野に興味がある中学生の皆さん^^
生活科学科で一緒に学びませんか?

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生活科学科 学んだことを検定試験合格につなげよう!

生活科学科は1年生では、農業と家庭に関する基礎的な知識と技術を学び、
2年生から自分自身の希望進路や興味・関心に応じて、
生活福祉・調理・保育の3つのコースに分かれます。

そのうち、保育・生活福祉コースでは、子どもに関することや介護など
生活福祉に関する知識と技術を習得させ、保育や福祉などの分野で
地域社会に貢献する人材に必要な能力と態度を身につけることを目標としています。

そして、日々の授業や実習の中で学んだ知識・技術を、保育技術検定(以下、保育検定)を
通して身につけたことを確認します。
保育検定の詳しい内容は以下のようになります。

造形表現技術(以下、造形)
折り紙や描画、貼り絵などの基本的技術や知識を確認する。

 
左:造形3級(折り紙と描画)、右:造形2級(貼り絵)


造形1級(廃材を使った壁面構成)

家庭看護技術(以下、看護)
乳幼児の発達段階に応じた世話の技術や知識を確認する。

 
左:看護4級(乳児の授乳)、右:看護3級(乳児の着替え)


看護1級(けがの手当て)

言語表現技術(以下、言語)
紙芝居や絵本の読み聞かせに関する技術や知識を確認する。

 
左:言語3級(紙芝居実演)、右:言語2級(絵本の読み聞かせ)

他にも音楽・リズム表現技術(ピアノや音楽に関する技術や知識を確認する)検定もあります。

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生活科学科を卒業後、どのような進路に進むの?

生活科学科では、農業及び家庭に関する知識と技術を学び、
その成果の確認として検定試験を受検し、実績を残していきます。
また、その他にも家庭クラブや農業クラブ、生徒会、部活動などの活動を通して、
そのときに得た経験や学んだことを活かして、進学や就職など自分自身が希望する進路に進みます。

これまで生活科学科を卒業した先輩たちは、たくさんの実績を残して卒業しましたが、
卒業後はどのような進路を選択したのでしょうか?

大学・短期大学
名桜大学、沖縄国際大学、沖縄大学、関西国際大学、岐阜女子大学、
千葉科学大学、徳島文理大学、四国大学、九州
女子大学、熊本学園大学、
園田女子学園大学、沖縄女子短期大学、沖縄キリスト教短期大学 他

専門学校
北部看護学校、おもと会沖縄看護専門学校、琉球リハビリテーション学院、
穴吹医療大学校、東洋医療専門学校、沖
縄中央学園、沖縄こども専門学校、
琉球調理師専修学校、日経ビジネス専門学校、沖縄情報経理専門学校 他

就職(県内)
もとぶ野毛病院、北部地区医師会病院、運天産婦人科医院(看護助手)、
医療法人信愛会(介護)
、おおきた歯科医院(歯科助手)、サンエー(総合職)、
あいくる(保育助手)、ぱいん(医療事務)、名護イーテクノロジー(事務職)、
ポースカンパニー(エステ)、陸上自衛隊 他

就職(県外)
日田検診センター(事務)、ダイワコーポレーション(運輸倉庫業)、
リブマックス(ホテル)、BEST(美容師見習い)、
creVe(宅配) 他

上のグラフを見ると、進路先が県内になっている卒業生が多いことがわかりますね!
進学した生徒は主に看護や福祉などの医療系、保育、調理、観光などに関する学校に
進んでいますが、中には、外国語や経済などの分野の学校に進学している卒業生もいます。
就職した生徒は看護助手や医療事務、保育補助、介護やホテルなどに就職しています。

このように、生活科学科を卒業すると、多様な進路先に進むことができます!
中学生の皆さん、生活科学科で将来の夢に向かって頑張ってみませんか?

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生活科学科 いろいろな検定試験に挑戦してみよう!

生活科学科では、農業及び家庭に関する知識と技術を学びますが、
その中で様々な検定試験を受検します。
これは、どの程度の知識や技術が身についたのかを客観的に把握し、
自分の学びの成果を目に見える形で表すためです。

また、それだけではなく、検定試験に合格することで進学や就職の際に、
「取得のために行った努力が評価される」ことにつながる可能性もあります。
生活科学科で取得目標としている検定試験とその様子を紹介します。

 
左:食物調理技術検定4級 右:被服製作技術検定4級

 
左:保育技術検定 言語表現技術3級 右:保育技術検定 家庭看護技術3級

 
左:保育技術検定 造形表現技術1級 右:保育技術検定 造形表現技術1級の作品

 
左:食物調理技術検定1級 右:食物調理技術検定1級 生徒が調理したコース料理

他にも漢検や英検、数検なども受検することができます。
また、北部農林高等学校後援会からの支援として、「生徒資格検定試験奨励金」があり、
5,000 円までの検定料が奨励金として給付されます。
多くの検定試験取得に向け、積極的に挑戦しましょう^^

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生活科学科って何を学ぶ学科?

生活科学科では、農業及び家庭に関する知識と技術を科学的に習得し、
農業や生活関連産業に従事するために必要な能力と知識を育てます。

1年では農業と家庭に関する基礎的な知識と技術を学び、
2年から生活福祉・調理・保育の3つのコースに分かれます。
その中で、専門的な知識と技術を身につけ、各種検定に挑戦しながら、
進学・就職など自分自身の進路につなげていきます。

また、国語や数学、英語などの授業もあり、バランス良く学んでいきます。


左:キャベツの定植(園芸工学科対応)右:北農で収穫した野菜を使った調理実習

 
左:マフィン製造(食品科学科対応)右:クリスマスケーキ製作(調理コース)

 
左:保育園実習(保育コース) 右:救急救命講習会(福祉コース)

中学生の皆さん、生活科学科で農業及び家庭に関する様々な実習・演習を通して学び、
自分自身の目標に向かって頑張ってみませんか?

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生活科学科 家庭クラブってどういう活動をするの?

家庭クラブとは家庭科を学ぶ高校生が入会できる、
「創造・勤労・愛情・奉仕」をモットーとした、沖縄県・全国規模の連盟です。

北部農林高校では家庭科を学んでいる全学科2・3年生と生活科学科全員が
家庭クラブ連盟に加入しています。
今回は1年生に家庭クラブとはどのような組織かを伝える入会式や総会の様子、
昨年度の活動についてお伝えします。

 

 

3年生の家庭クラブ会長や新入生代表、教頭先生からのあいさつをいただき、
昨年度の活動報告や今年度の活動予定報告などを行いました。

家庭クラブ昨年度の活動

 


プロジェクト活動でレシピを完成させた琉球伝統蒸し菓子であるチールンコーを作り、
学科の生徒全員にプレゼントしたり、高齢者介護施設を訪問し、交流会を行ったりしました!
どちらも大変喜ばれ、好評でした^^

上記の活動の他に、3年生による進路講話や歳末助け合い募金運動など、様々な活動があります。

家庭クラブ活動は生活科学科で学ぶ調理・保育・福祉の知識と技術を使って、
学校の中だけではなく、地域の方たちとも交流していく活動です。

中学生の皆さん!生活科学科へ入学して、一緒に家庭クラブ活動を盛り上げていきませんか?

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